旅の空でいつか

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《ゆうさんとの秋企画》 火祭りの夜に

  1. 2010/10/04(月) 00:03:43|
  2. 企画!
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  4. | コメント:12
※作品一覧はコチラです
※【秋企画】MENU一覧はコチラです
※企画内容についてはコチラをご覧下さい。


【秋企画】の、食欲の~とかのシリーズとは別に……
主催者のゆうさんと、交換こ企画、やらせて頂きました*^^*

ゆうさんのステキ絵に、私が文章をつける、という……なんとも豪華な、
そしてプレッシャーな企画です・v・

だってゆうさん、文章も絵もスゴイから……!!


こんなんになりましたが、
どうぞどうぞ、お楽しみ下さい&ご都合のよいカタチでお持ち帰り下さいませ!!


火祭りの夜に
引き戸を開けて外に出ると、羽を広げた天狗さまは、
くるりと振り返って私の手を掴むと、少しだけ真顔になって、言った。



《続きを読む》からおすすみください☆

***************


私は今年、24。
忘れられない火祭りの夜を過ごすことになった。


***************



恵里も24か、早いねぇ。
こたつにあたりながら、ばあちゃんが言った。

ばあちゃんのゆっくりとした喋り方は私に、「あぁ、帰って来たんだなぁ」と思わせてくれる。

東京の大学に入れることが決まってこの村を出てしまってからはもう、
なかなか味わうことのできずにいた感覚だ。
この場所では、時間の流れ方が自然で、ゆっくりだ。

ここで生まれ、ほんの数年ほど前までは私もこの中にいて、ここで育ったはずなのに、
それはもう随分と遠い記憶で、なんだかすごく、懐かしい。

普段だったら私はもっと落ち着いた気持ちで、
東京よりも随分と冷たい空気に耐えながら、ばあちゃんと一緒に、こたつにあたっているはずだった。
これから始まる、昔は、ただの観客だったはずの「火祭り」を楽しみにしながら。

けれど今年は、そうもいかない。


「なかなか可愛いじゃないか、恵里」

私は今、この寒い空気の中ばあちゃんに、
今考えればよくわからない、薄い布切れを着せられていた。
鳥肌が立った。
私が着せられている布切れみたいな服は、
肌触りからして相当に上等な布らしいけれど、
なにせ、寒い。

もう何年も参加せずにいた、毎年の秋に開かれいているこの「火祭り」のために私は、
東京から5時間、車を飛ばして帰ってきたのだった。

下着の上から、複雑にカラダに巻き付けるようにして着せられた
やわらかく明かりをはじいて光っている、透けた布。
その上から、やっともう1枚、2枚と着付けられていく。

この村の「火祭り」は独特だ。

毎年、山の麓の神社で行われる「火祭り」は、
秋の恵みを感謝し、これからの1年を無事に過ごせますようにと、
1年に一度だけ降りてくる、山神様でもある天狗さまのために行われるものだ。
神社では祈りを捧げ、そして私の家では、
天狗さまをお迎えして、お腹いっぱいにお料理とお酒を楽しんでもらうことになっている。

「……天狗さま、元気かなぁ」

私がぽそりと呟けば、
ばあちゃんは「そりゃもちろん」と、力強くうなずいた。

たしかに、今年もこの村がこんなに穏やかなのは、
天狗さまが守ってくれている証拠なのだろう。


私が最後に天狗さまと会ったのは、
実はもう、随分と前のことだ。
たしか5歳の時のことだから、……あぁ、もう19年も前になるのか。

「目に入れても痛くない程カワイイ!」
そう言ってべた褒めされて、
じゃあ入れて入れて、と調子に乗って騒いで、困らせた記憶がある。
真っ黒の大きな羽を縮こませて、いやぁとかなんとか言っていた。


この村の山神様でもある天狗さまは、
1年に一度だけ、うちに遊びに来ることになっている。

ばあちゃんの、そのまたばあちゃんのばあちゃんのばあちゃん……のばあちゃん? だかに
まさかのヒトメボレをしたという天狗さまは、
残念ながら、ばあちゃんのばあちゃんのばあちゃんのばあちゃん……のばあちゃん? には
さっくりと振られてしまったらしいのだけれど、
その時からのよしみでこうして、うちの村を守ってくれてることになって、
そのお礼に、
村では天狗さまが好きだという「火」を神社のあちこちに焚いて「火祭り」をし、
うちではこうして毎年、御馳走とお酒を用意して、天狗さまをお待ちするのだ。

ただ、あまり騒がしいのが好きではない、言ってみれば「人見知り」の天狗さまには、
基本的には毎年、1人だけしか、お目見えがかなわない。
らしい。

5歳の時に母と一緒に会えたのは「特例」で、
去年までは毎年、母が天狗さまのお相手をしていた。

今年だって、母が風邪をこじらせて隣町の病院に入院なんてしなかったら、
私ではなく、天狗さまのお相手をするのは母のはずだった。

天狗さまのお相手ができるのはうちの家系の、
結婚して、子どもを生んだ女だけ、らしいのだ。

だから私はもう一生、天狗さまには会えないかもしれないな、なんて思っていたのだから、
今年のこの招集には、少し、プレッシャーを感じてもいたのだった。



***************



「じゃあ、私はじいちゃんらの手伝いしに行ってくるから」
そう言って、ばあちゃんは家を出て行ってしまった。
私をひとり、家に残して。

「……」

窓の外を眺めれば、もう、月明かりだ。
「火祭り」の今夜は、みんな山麓の神社に行ってしまっているから、
隣家の明かりも、声も、消えている。
静かだ。
虫が草から飛び立つ音さえ聞こえそうな程に。


______ド…ン


遠くから、微かに、太鼓の音が響いた。
祭りが始まったのだ。


太鼓の音が1つ鳴ると、1つ、松明に炎が灯る。
これからゆっくりと、神社中に用意された松明に炎が灯されていくのだ。
数年前までずっと、参加してきた祭りだ。
たとえその場にいなくとも、全ての様子は思いだせる。

こたつにあたって、あったかいお茶を飲んで寒さをごまかして、
ただ、待つ。
ばあちゃんは「とりあえずアンタはココで待ってれば、合図があるから」と言っていた。
天狗さまが何か、私に訪れを知らせる合図をしてくれるのだ、と。


______ド…ン


(合図って言われても)
もしかして、この太鼓のコト?
なにか特別な調子で聞こえる、とか?

そんなことを考えながら、緊張したままに私はその合図を待った。


太鼓が6つ、鳴った時だった。

ピンポーン

「あ、……はーい!」

家のチャイムが鳴った。

めずらしい。
村のみんなはいつも、何も言わずに勝手に入ってくるのに。
鍵だって別に、かけてないのに。

(……そう言えば、足音とか、聞こえなかった)

虫の飛び立つ音さえ聞こえる。
そんな静寂の中なのに。

もしかして、と思いながら、玄関の引き戸の前にたつ。
曇りガラスの向こうには、
3メートルを越えるような、大きな大きな影があった。

「……」

たしかに、わかった。
訪れを告げる合図って……普通にチャイムかよ!

引き戸を開けた瞬間、大きな影は、ものすごい早さで私を抱き上げた。

「恵里ーーーーーー!! お前、大きくなったなぁぁぁぁぁぁぁ!!」

長い白髪の、3メートルを越えるその天狗さまは、
まるで小さい子にするように、私に「高い高い」をした。
力強い腕。背中には、何枚もの黒い翼がバサバサしている。

あり得ない高さだったけれど、さすが天狗さま、そこは安定感があって、
だから私はただ、されるがままになっていた。
24にもなって、まさか自分が「高い高い」されるなんて、少し、驚きだ。

そうして、ひとしきり「高い高い」をするのに満足したらしい天狗さまに
「外ではナンですから」と、とりあえず、家に入ることを進めた。
お邪魔します、と言って天狗さまは、
慣れた調子で、まずは身長を「私プラスアルファくらい」に縮めて、玄関をくぐった。
たしかに3メートル超のままでは、家に入るのにも障りがありそうだった。


そうして今は、
こたつに当たって、ニコニコして、私を見ている。


「とりあえず、酒が飲みたいな」

そう言った天狗さまのために、
オチョコではなく、一抱えもありそうな大きな器に私は酒を注いでやる。
それから、ばあちゃんが作ってくれていた煮込み料理やら何やらをこたつに並べる。
不思議に青い目をキラキラさせながら、
どれも好物だと言って、天狗さまは箸を伸ばした。

背は、普通の人間サイズに小さくなった。
けれど、
草の筋みたいに細くて強い白髪も、
深すぎる青の目も、
何より、今は畳まれている背中の黒い羽たちも、
その姿形は、ドコからどう見ても、人間のそれではなかった。

本当に本当に、天狗さまだ。
懐かしい。

「恵里、お母さんの具合はどうだ。
 俺はなかなか、山から離れることができないからな。少し心配していたんだ」
あ、もうすぐ普通に退院します元気です、とあわてて答える。

先日、母が入院、の知らせを聞くまでは、
もう二度と、会えることはないだろうと思っていた相手だ。
何を話していいのか、わからない。


「心配と言えば、お前だってそうだ。
 突然東京だなんて遠いところに行ってしまって、俺がどれほど心配したか!
 元気にやっていたか?」

いやぁそれにしても、本当に大きくなった。
ニコニコしながら言われて、
高い高いはもうされなかったけれど、言いながら、ぐしゃぐしゃと頭を撫でられた。

「……あのですね、」

髪型が崩れていくのが少し癪で、天狗さまの手をどかしながら私は言った。

「天狗さまに会えるのは、うちの家系でも、結婚して子どもを生んだ女性だけだって、
 ずっと、聞いていたんですけど。今年は私で、本当によかったんですか?」

天狗さまは、笑いながら器の酒を飲み干した。
すぐに、ずいっと差し出されて、慌てて酌をしてやる。
飲みっぷりも、人間のそれではない。

「最初から、萩の時からそうだったけど……まぁ、いいんじゃないか?」

萩?
わからない顔をしている私に、少し驚いて、
天狗さまは「だから、俺が惚れたお前のばあちゃんのばあちゃんの、そのまた遠いばあちゃんだ」と言った。

名前も知らないのか。
少し呆れたように言われて、
そう言われてみればこの話、自分から興味を持って詳しく聞こうとなんてしたことなかったな、と思い至る。

随分と遠い血筋だ。
だから、自分からはすごく遠い人だと思っていたのだけれど、
そうか、目の前のこの天狗さまは、その萩という女性を直接見て、会って、知っているのだ。

いっきに、萩という私の「ご先祖様」との距離が、近づいたような気になる。
なんだか不思議だ。


「恵里は、萩とそっくりだ。顔つきも、髪の色も。
 恵里のかあちゃんもばあちゃんも、普通に黒髪だったのになぁ。覚醒遺伝てヤツか?」

私の薄茶色の髪の毛は、生まれつき、なんかでは全くなく、
東京に出てから色を抜いたのだ。
そのことを説明してから、聞いてみる。

「えと、その萩さんは、こんな髪色だったんですか?」

器の中身をまた干してから、天狗さまは頷く。
酌をしてやる。
一升瓶がもう、干されてしまった。
まだまだたくさん用意はしてあるけれど、
このペースでは、それでも足りるかがわからない。


「そうか。なるほど」

何を納得したのか、数回頷いてから天狗さまは、
ちょいちょい、と私を手招きして、器の中を指差した。

指差されるままに器の中を覗き込むと、
さっき注いだばかりの酒に水紋が生まれて、
それからぼんやりと、私の顔がうかびあがった。

(……あ、いや、これ違う)

浮かび上がったのは、私の顔ではなかった。
たしかによく似ていると自分でも思うけれど、これは。

「これが、萩さん?」

天狗さまは、にっこりと笑って頷いた。



***************



ばあちゃんに着付けられたのとそっくりの服を身にまとった、薄茶色の髪色のその女性は、
たしかに、私とそっくりだった。
腕に抱えているのは、あぁ、どうやら楽器らしい。

「萩は、昼間は目が弱くてな」

色素がどこか、他の人とは違っていたらしい。
肌は白く、髪色は薄く、瞳の色も、ごくごく薄い茶色だった。

「今だったらまた違うのかもしれないが、当時は、色素がどうのとか、知られていなかったからな。
 髪の色も瞳の色もうすく、夜目はきくが昼間はものを十分に見ることができない。
 だから萩は、村の中では随分と、浮いた娘だった」

そのころ俺は、天狗になってまだほんの百年程度のひよっこで、
やっと山から少しずつ、おりることができるようになった頃だった。

器の淵をなぞるように天狗さまが指を動かすと、
今度は萩さんじゃなく、いろんな女の人の姿が出てきた。


「百年間、ずうっと山で一人だったから、俺もちょっと寂しくてなぁ。
 やっと山を降りられるようになったこの年、俺は、
 ともかくいろんな人間と遊びまくってやろうと、村ん中をうろちょろしていたんだな」

いろんな人間、という割には、霞の中に浮かんでくるのは女性ばかりだ。

「天狗だぞーって、言いふらして脅かしてまわるわけにもいかないから、
 旅の人間のフリしてたんだが、男衆にはもう随分、警戒されて。犬を放たれたこともあった」

「……」

ハリキって遊びに行った先々で犬を放たれるなんて、
それはちょっと、キツそうだ。

そう思って振り返れば、
まぁ俺が負けるわけないから、別によかったんだがな。
そう言って天狗さまは、ふふ、と笑って見せた。

「見かけない姿の俺を、男衆は警戒した。が、女衆は違ったぞ。
 何しろ俺は、見てくれがよかったからな。
 俺から声をかけなくても、そりゃあもう、ホイホイと、みんな寄って来てくれたさ」

「……」

要は、チャラ男か。
そりゃ男衆も、疎ましく思うだろう。
そう思って天狗さまを見やれば、苦笑しながら「別に夜通し飲み明かしていただけだ」と
どこか言い訳じみたことを言われる。

「村の娘たちが、毎夜毎夜、次々と俺のところに来てくれるにも関わらず、萩だけはかたくなでなぁ。
 昼の光の中では眩んでしまう目も、夜の闇の中ではよく見えたろうに、彼女は夜、出歩くこともしないで……」

まったくかわいげのない娘だった、と
楽しそうに、天狗さまは言った。

数年前に家族を亡くした萩さんは、
時々、隣村に住む親戚の世話になる以外は、いつも一人で過ごしていたという。
畑を耕して、
時には楽器の腕を披露して、かわりに食物をわけてもらって、細々と。


放っておいても、村中の娘が俺のところに来たのだと
天狗さまはもう一度、言った。
だから、別に俺がガツガツする必要はなかったのだ、と。


ばあちゃんが、天狗さまは人見知りだと言っていたのを思い出した。
娘たちがやってくるのを待っていたのは、そのせいもあったのかもしれない。


「が、萩が決して俺のところに来る素振りを見せなかったのが悔しくてな。
 それである夜、ついに俺は、自分から萩の元を訪ねたのだ」

いつも一人で、この娘も寂しい思いをしているだろうと、天狗さまは思っていたらしい。
少し恥ずかしがっているだけだ、と。

自分も人見知りだからそう思ったんだろうな、と私は考える。

さぞや喜ぶだろうと、天狗さまは思っていたらしい。
けれど突然あらわれた天狗さまを、萩さんは、ぴしゃりと叱り飛ばしたのだと言う。

「あれにはもう、本当に驚いた……」

こんな夜更けに一人暮らしの娘の家にあらわれるとはどういう了見かと、
突き飛ばすように家の外に出され、寒空の中で正座をさせられ、
小一時間、問いただされたと言う。

自分を叱り飛ばしてくれるような存在に会ったのは、久しぶりだった。
自分に向けて、静かに怒りの感情を向ける萩さんのことを、
天狗さまは、美しい、と思ったらしい。

(……M?)

ヒトメボレだったそうだ。


それからというもの、
朝早くから日が暮れるまで、毎日のように天狗さまは、萩さんにつきまとった。
うるさくされるのがキライらしいと知ってからは、
適度な距離感をつかむことに腐心し、
諦めず、めげず、へこたれず、萩さんにちょっかいを出すようになった。

萩さんの元に通うようになってからは、村の他の娘たちからのちょっかいは減っていき、
他の娘と馴れ馴れしく過ごすことがなくなってからは男衆からの攻撃も弱まり、
そうして天狗さまは、少しずつ、村に溶け込むようになっていた。
なかなか応えてくれない萩さんへの真摯な気持ちに同情する者も現れはじめ、
応援さえしてもらえるようになったという。

萩さんも、次第に天狗さまへ心を開き始め、2人は少しずつ、言葉を交わすようになっていったらしい。

言葉を交わし、
少しずつ、ともに過ごす時間が増えて。

あともうヒトオシ。
そう思っていた矢先だったという。
萩さんの結婚が決まったのは。


「いやぁ、まさに寝耳に水とはあのことだ」

笑いながら、天狗さまは言った。
器の中に浮かんでいた姿が、滲んで消えた。

少し、不思議な気がした。

「天狗さまは、天狗さまだったんでしょ?
 その……萩さんを振り向かせたり、なんなら攫って行ったり、
 ともかく結婚の話をすこしストップさせるくらいのことならできたんじゃないの?」

そりゃそうだ。
天狗さまは、さっきまで萩さんの姿の浮かんでいた酒をぐいっと飲んで、言った。

「萩もな、望んでいた結婚ではなかった」

じゃあなおさら、と言い募ろうとする私に、けれど天狗さまは続ける。

「どうせ結婚するなら俺と、と言ったんだが、結局そこでまた俺は振られてしまったんだな」

「……」

天狗さまは苦笑したままだ。


失恋のショックから天狗さまはその後、
山に戻り、長い長い冬を過ごした。

天狗さまが山に戻ってからの数年、春も夏も涼しく、冷え込む秋冬が続いたのは、偶然ではなかった。
当てつけにそうしたわけではなかったらしいけれど、
もう、ショックすぎて、そうとしかできなかったらしい。

俺もまだまだ未熟だったからな、と、苦笑いを深めた天狗さまに私も笑って答えるけれど、
当時の村人からしたら、笑えない数年だったに違いない。


「……再び萩に会ったのは、それから4年後のことだ」

やっと、再び「顔を見たい」と天狗さまが思えるようになった頃、
萩さんにはすでに子どもがいて、
なんだかんだ、乗り気ではなかったはずの結婚生活も豊かに感じられる生活をしていると、
萩さんは話したらしい。


なんかもうイイヤ、という気持ちになっていた天狗さまは、
その時にはもう、自分の正体を隠すこともなかったらしい。

そうして、違う種族の生き物として萩さんを見守っていたそうだ。

天狗さまは続ける。
そういう道を選ぶことができたのは俺の幸運だった、と。

幸運? どうしてそう思うの?
訪ねる私に、天狗さまは言った。

「人間の一生は、短い。
 一人の人間と添い遂げる、などということ、初めから叶うことではなかったんだ」

あぁ、そうだ。
人間の一生を「短い」と、人間の小娘である私には感じられないけれど、
天狗さまからしたらその通りだろう。

(もしかして)

「あの……天狗さまは人見知りだ、って聞いたんだけど」

「そうだな。案外シャイなんだ、俺は。
 一時はひどく嫌われたから、時に男は苦手だ。」

ふと、思いついて言ってみる。

「天狗さまに会えるのが、子どもを生んだ女性だけ、なのは、天狗さまがイケメンだから、なの?
 ヘタに天狗さまにホレて、こうやって、距離を持ってつき合って行くことができなくなると、困るから?」

まぁ、そういうことだな。
天狗さまは言った。

「二人きりで共に添い遂げる、というのではなく……
 萩だけでなく、萩の子や、その子、そのまた子どもたちとこうして、
 何代にも渡って寄り添って生きられているのは、幸運だし、喜び以外のナニモノでもない。
 が、俺は何せ、見てくれがいい。
 ヘタに若い時分に出会ってしまって、お互い、恋にでも落ちてしまったら大変だ。
 夫と子がいれば俺の諦めもつこうが、そうでなければもう、次こそは攫ってしまうかもしれない。
 ガマンできる自信など、俺には全くないからな」

萩さん個人ではなく、
萩さんの血筋を、子どもたちを、その子どもたちの暮らすこの山を、村を守ることで、
天狗さまは、一人きりで過ごす長い長い時間を慰めて来たのだ。

苦笑ではなく、
今度は本当に笑って、天狗さまは言った。

それで私は、笑えなくなった。


黙り込んでしまった私に、
天狗さまは首を傾げながら、少し心配そうな顔を向けた。

「……ごめんなさい」

そうとしか、言えなかった。

「どうした?」

優しく聞いてくる天狗さまに、私は言う。

「……天狗さま、ゴメンなさい。私はきっと、天狗さまを悲しませてしまう」

どうしよう。
なんだかすごく悲しくなってしまって、情けないような、申し訳ないような気持ちでいっぱいになってしまった。

黙って、お酒を進める天狗さま。
煮物にも手をのばして、黙ってしまった私の言葉を待っている。
でも、どう言っていいのか、私にはわからない。

「……あのね、天狗さま。
 私、数年前から、もう二度と自分は天狗さまとは会えないだろうなって、思っていたの。
 今日、天狗さまと話して、あらためてわかった。私、ダメだ」

涙を浮かべた私を見つめて、天狗さまが、かたまった。
こぼれる前に自分の袖先でぐいっとぬぐうと、
天狗さまは焦って、また、酒を飲み干して、今度は自分で並々と、器についだ。

「私、たぶんね、子どもは生まないと思う。生めないと思うの」

「ん? え? そ、それはまた……」
どうして。

焦ったまんまに、泣きそうな私の背を撫でて、天狗さまはたずねた。

「私、ダメなの。男の人のこと、好きになれないの」
ついでに言ってしまえば、女の人にだって恋愛感情は持てない。

恋愛感情というか……
有り体にいってしまえば、欲、だ。


もう、随分まえから思っていたことだった。
まわりの友人たちが次々に恋をして、
誰かと夜を過ごす子たちもあらわれて。
焦りはあったけれど、まぁ自分はもうそのへんはゆっくりなのだろうと、思っていた。

けれど高校を卒業して、
村を出て東京に行って、大学に入って、
焦り、どころの話ではなくなってしまった。

私は、誰にも恋をしない。

人間がキライ、というわけでは、ないのだ。
けれどきっと、欲がない。

好ましく思う相手がいたことはある。
けれど、その相手と夜を過ごすなんてことは考えられなかったし、
その相手が、誰か自分以外の人間とそういうことになったとしても、
私の心は全く、動くことはないだろう。

そのことに気付いてから、私は諦めてしまった。
私はきっと、生涯、結婚して子どもを産んで、というような時間を過ごすことはないだろう、と。
……ううん、諦めじゃない。
確信。
私はきっと、そこだけ少し、普通の人とは違うのだ。

天狗さまが遠い昔に、ご先祖さまの萩さんに恋をして。
萩さんの子ども、その子ども、そのまた子ども……と続いて来た、
長い長い時間をかけて作って来た流れが、繋がりが、切れてしまう。
他でもない、私のせいで。

申し訳なくて仕方がない。


私と天狗さまとは、違う。
でも、「自分以外に自分のような存在がいない」寂しさは、
わかるような気がした。

ひとりは、つらい。
誰とも本当にはわかりあえないことを思うと、やりきれないように感じることがある。
それは、天狗さまでも、人間の私でも、同じことのような気がした。

長い長い時間の中で天狗さまが見つけた「寂しくない生き方」を、
その気持ちがわかるはずの私が、奪ってしまうのだ。

「あー……え、と……」

困ったような顔をして天狗さまは、
背中側にある棚の中からオチョコを取り出すと、
お酒をついで、私に手渡してくれた。
受け取って、ちびりとなめた。

それはどうしたものかな、と、天狗さまが呟いた。
そして「お、俺に何かできること、ある?」と、おそるおそる、と言った風にして尋ねてきた。

「……」

日本酒なんて少しも、美味しいとは感じない。
オチョコを机の上に置くと、私は言った。

「じゃあさ、天狗さま、お願い。私をお山に連れてって」
「え」

あぁそれがいい、と思った。

友人たちは次々と結婚していって、
2人目・3人目の子どもを生んだ友人たちもいて、
友人たちとの付き合いは今もあるけれど、
大好きだし、仲もいいけれど、
それでも、どうしても越えられない溝のようなものを
特にこの数年、私は感じていた。

それはきっと、生涯、うめることのできない溝だ。
溝の深さを思えば思う程、自分は東京にも、この村にも、
というかもう、「人間」とかいう生き物の中にすら、いられない気がしていた。
普段からそんなことを思っているわけではないのだけれど、
けれど時々、そんな風にしか思えなくなることがある。

「誰にも恋愛できないとか、なんか、人としてダメな感じ、しない?」

異性と恋をして、結婚することもできない。
同性と恋をして、共に時間を過ごすこともできない。
子を生すこともできない。
なんかちょっと、終わってる気がした。

天狗さまが言った。

「あ、、、アメーバとかは、恋とかしないんだぞ?」

「……」

「……植物にだって、動物にだって、恋をしないものも、
 子をつくることのないように生まれてくるものもある。
 人間にだって、それがあるのが“自然”だ。恵里は、そうは思わないか?」

それくらいのことは、知っていた。
頭ではわかってる。
異性同士で恋をして、結婚して、子どもを生んで。
そのカタチばっかりが「自然」なわけではないことくらいは。

でも、これは気持ちの問題なのだ。

「お前は、人間の群れの中にいても、寂しいのか?」

「……私をさらってくれたら、天狗さまだって、少しは寂しくなくなるかもよ?」

人間である私の寿命は、天狗さまよりも随分と短い。
でも、それでも、
私がいつか死んで流れを完全に断ち切ってしまうその日までは、一緒に過ごせる。


ため息をついて、天狗さまが、ぎゅっと、私を抱きしめた。
そして、よしよし、と、頭を撫でてくれる。

天狗さまは言った。

「……きっと、後悔する」

私、絶対に後悔なんてしない。
そう言って私も、天狗さまの背に腕をまわそうとした。


した、途端に、思い切り頭をはたかれた。

「ばか、後悔するのはお前じゃない、俺だ」

「え?」

なに?
どういうこと?

「だっ……だって天狗さま、寂しいんでしょ?
 一人で山で暮らすのが寂しくて、しかも人見知りだから
 こんな風にしか人間のところにも来られなくて、……え、さみしんぼでしょ?」

「イケメン天狗さまを見くびるな!
 つかね、ダメなの。俺は人見知りで、そのくせ女のことは大好きだけれども、
 でもね、俺が好きなのは萩。萩だけ。萩にラブなの。
 だから恵里、お前のこともすーーーーーーーーごく可愛いなぁとは思うけれども、
 もう、目に入れても痛くないくらい可愛いなぁとは思うけれど可愛くて可愛くて仕方ないけれども、
 でも、お山には連れて行けません!」

うわーーー危なかったまさか萩の子孫に誘惑されるかと思わなかった、俺、セーーーフ!!

まくしたてるように喋って、
それから天狗さまは、器のお酒をまた飲み干した。
自分でついで、そのままそれも飲み干してしまう。
飲み過ぎだ。

(なに? え、私もしかして今フラレた?)

思いつきのわりには、そのわりにはそれなりに決心したセリフだったのに?

「そ、……そんなに可愛い可愛い言ってて、結局1回も目の中入れてくれたことすらないくせに!」

さみしんぼなだけの天狗にフラレるなんて、なんだそれは!
なんだかそんなの、なんだかすごく、恥ずかしいじゃないか!

もし、もし本気で入れて欲しいのなら目の中にくらい入れてやるが、どうする。
真顔で天狗さまに言われて、
それにはもちろん、黙るしかないのだけれど。

だって、だって、
なんでだ。

何百年も、もう会えない大好きだった人を想って、
一人でお山の中で暮らして。
その血も今、絶えようとしていて。

なのにどうして、私、フラレた??

「恵里、お前は寂しいんだな。同じ人間の群れの中にいても」

「さ、みしいよっ」

同じ群れじゃない。同じじゃない。

「だが、あいにく俺はもう、寂しくないんだ」

「……そうなの? な、なんで?」

ニヤリと笑って、天狗さまは言う。

「若い青年の格好をした、それはもうイケメンな俺だけれども、
 これでももう、けっこうな年寄りだからな。
 萩と、萩の子どもと、そのまた子どもと、そのまた子どもと……
 そいつらがずぅっとこの村で生活してきた様を、俺は見守って来たんだ」

それは、知っている。

「だからもう、ここまで来るとな。
 この村全部が、萩の子孫みたいなもんっていうか。村民みな兄弟っていうか、
 なんかもうそんな気分なんだよ、俺。だから俺は、寂しくない」

「……本当に、そうなの? 私のせいで寂しくなったり、しない?」

しないしない、全然しない、と、ひらひらと手を振って天狗さまは答えた。
そうなのか。
そういうものなのか。

「だからまず、俺のことは気にしなくて良い」

ここまではオーケー?
聞かれて私は、頷いた。
その様子を確認してから、次に、と言って、天狗さまは続けた。

「次にな。
 お前が寂しいのは、それはもう、仕方がない。諦めろ。
 もしくは気のせいだ。忘れてしまえ」

「……なにそれ」

全然おいしくなんて感じない日本酒を、今度は一口に飲み込んで、私は聞き返す。
オチョコにお酒を注ぎながら、天狗さまが言った。

「恵里、お前は大丈夫だ。
 一人だって同じ人間がいない以上、誰だって孤独で寂しいもんだ。
 人間同士が持ってる共通項なんて本当はそれくらいしかないんだから、認めて、諦めろ。
 もしくは、みんながみんなそうなんだから、お前だけが、なんてこともない。
 だから、寂しい気がするのは気のせいだ。忘れろ。な?」

「……」

あまり、納得がいかない。

「大丈夫だ。
 俺は知ってるぞー、結婚しないとか子どもを生まないとか、最近流行ってるみたいに言われてるが、
 そんなの、とーーーっくの昔にだって流行ってたんだ。今に始まったことじゃない。
 お前だけじゃない。
 それにほら、お前は可愛いし、なんだかんだイイヤツだから、友だちにも恵まれてる。そうだろ?」

大昔の流行のことはわからない。
私可愛いのも関係ない。
けれど、友だちには恵まれている。それは間違いない。

「な。ほら、問題ないだろう?」

強気な笑顔で、天狗さまは言った。

「……」

問題なんかなかったんだ、とか言えるほどにマインドチェンジしたわけではないし、
現実問題、何がどう変わったわけでもない。

ただそんな風に言われると、
そんな気がしなくもない。というような気にもなってくる。


「まぁ、ともかく今日は食えって!」
言って、ばあちゃんが作った煮物を差し出された。


______ド…ン


遠くから、太鼓の音が聞こえた。
何回目の太鼓かはわからない。
小さくてもこんなにちゃんと響く音なのに、さっきまでは少しも、私の耳には届いていなかったから。

無言のまま、天狗さまをならって、私も煮物に箸を伸ばした。
懐かしい味がする。

オチョコの日本酒を飲み干して「お、恵里もイケる口か?」なんて言われてつぎ足されて。

その後、天狗さまからは、
萩さんのことだったり、その子どもたちのことだったり、ばあちゃんや母の子どものころの話を聞いて、
私は私で、東京に出てからのことなんかを話して、
そうして、時間は過ぎて行った。
酒のせいか、衣の薄さなんて気にならないくらい、あったかかった。
日本酒の力は、バカにならない。



************



______ド…ン
______ド…ン
______ド…ン
______ド…ン


一定の間隔をあけて鳴らされていた太鼓の勢いが増した。
祭りがもうすぐ、終わるのだ。

お別れの時間。


「ん。じゃあそろそろ、行くかな」

言って、天狗さまが立ち上がった。
あれだけ飲んだのに、少しもふらついていない。

私のほうは、少し、おぼつかない足取りで、天狗さまを玄関まで送ることにした。

引き戸を開けて外に出ると、羽を広げた天狗さまは、
くるりと振り返って私の手を掴むと、
少しだけ真顔になって、言った。

「人間の時間は、短い。
 せっかく人間に生まれた、短い時間だ。俺はお前には、その中で存分に、楽しんでもらいたい。
 ……でももし、耐えられなくなったら、俺を呼ぶといい。
 その時は、お前がどこにいても、今度こそちゃんと、お前をさらってやるから」

「……」

やっぱり、この天狗はチャラい。
そう思った。

男にも、女にも、どんな人間にも恋愛感情を抱かない私だけれど、
でも、今のはちょっと、グッと来た。

「……とりあえず来年、また、会ってくれる?」

ニヤリと笑って、天狗さまは言った。
「もちろん!」

そうして私に背を向けると、
月明かりに照らされるだけの真っ黒の翼をバサバサとやって、
一瞬にしてまたもとの巨大な姿になって、そして天狗さまは飛び立った。

「またな、恵里!」

お前、かあちゃんとばあちゃんにもよろしくな~。
そう言いながら天狗さまは、闇の夜に溶けて、消えた。


______ドン


ひときわ大きな太鼓の音がなって、
そうして、音も消えた。



こうして私の、忘れられない火祭りが終わった。
私はまた東京で、なんとか、やっていくのだ。

そこはかとなくイケスカナイ天狗さまだったけれど、
また来年、会えるのが楽しみだった。



『火祭りの夜に』おしまい

……あれ、あんまり秋っぽくないかもってアップ直前に気付いたけどもう気にしない・v・♪


***************


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comment

  1. 2010/10/04(月) 00:30:53 |
  2. URL |
  3. 水聖
  4. [ 編集 ]
天狗さま、すごくかっこよくてかわいいです。
イケメンなのはうぬぼれじなくて本当のことですものね。
萩さんがうらやましいなあ、と、ちょっと恵里さんも思ってたりw
「恵里」っていい名前ですね、「恵みの里」
きっと恵里さんも里から恵みをもらって東京で生きていくんだろうなあ。
そして、ゆうさんのイラスト、すばらしい眼福ですw

Re: 水聖さん

  1. 2010/10/04(月) 01:40:43 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
こんばんはーーー☆

> 天狗さま
イケメンですよね・v・♪
とりあえず、私の家にも来て欲しいですーーー!
……あ、いや、
ゆうさんのおかげで、うちのブログには来てくれました☆

> 萩さんがうらやましいなあ、と、ちょっと恵里さんも思ってたりw
少なくとも私は思ってます!!
射止めた萩はスゴイ……。

> ゆうさんのイラスト、すばらしい眼福ですw
まさに☆
お美しいのです……☆☆
恵里の脚がセクシーなのも、実はけっこうなポイントです・v・♪

水聖さん、コメントありがとうございました☆

  1. 2010/10/04(月) 13:03:58 |
  2. URL |
  3. いき♂
  4. [ 編集 ]
チャラ男な天狗^^
でも優しさにあふれてますね♪
ゆうさんの美麗イラストとのコラボ、素敵でした!

Re: いき♂さん

  1. 2010/10/04(月) 13:13:20 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
いき♂さん、こんにちは☆

> チャラ男な天狗^^
イケメンさと優しさだけがウリです☆
……十分すぎますね・v・♪

> ゆうさんの美麗イラストとのコラボ、素敵でした!
ゆうさんの絵の力は偉大です……!
初見でドキドキしまくりました。絵が描ける人ってやっぱりすごい……☆

コメント、ありがとうございました☆
あ、一カ所まさかの4歳年とってたところも修正しました!!
ご指摘も頂き、本当にありがとうございます☆☆

  1. 2010/10/04(月) 22:36:52 |
  2. URL |
  3. ゆさ
  4. [ 編集 ]
こんばんは☆

そろそろ涼しくなってきましたので、早くもこたつが恋しいゆさです(^ ^;)。
おばあちゃんの口調がやさしくていいなぁ~vvv

天狗さまと恵里さんのお話を聞いて、考えてしまいました。
寂しいって何だろう、一緒にいるってどういうことだろう…とか、色々と。
春さんのお話は、いつも物の見方を深くしてくれるので、すばらしいです☆
最後に天狗さまが去ってしまわれたのは少し寂しかったですが、
また来年会えるということで、良かったです(^ ^)。

それにしても、天狗さまのお口から「アメーバ」が出たときには
思わず笑ってしまいました。。。現代に生きる天狗さまは知識も現代的ですね!

ゆうさんのイラストも美しいです~~。
天狗さまにそっと添えられた手がいとしいvvv

春さん、ゆうさん、素敵なお話をありがとうございましたvvv

  1. 2010/10/04(月) 23:11:21 |
  2. URL |
  3. 遠野秀一
  4. [ 編集 ]
こんばんは、遠野です。

恵里さんの気持ちがよくわかります。
いや、さらってほしいってとこ以外ww
寂しいと思う半面で誰も欲しない気持ち。
共感してくれる人いないから話し辛いことだし。

ゆうさんのイラストも綺麗です。
まさかのチャラっぷりにビックリです。

  1. 2010/10/05(火) 00:40:39 |
  2. URL |
  3. 遠野亨聿
  4. [ 編集 ]
まさかのチャラ天狗に笑いましたw
可愛いですね!
現代に生きる天狗ってのも結構大変なのかもしれません…^^

Re: ゆささん

  1. 2010/10/05(火) 01:41:41 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
ゆささん、こんばんは*^^*

涼しくなって来ましたねぇ!
今回のお話、長野のちょっとした高地をイメージしながら書いていたので、
想像すると、私もこたつが恋しいです。
(でも東京は最近、また25度まで気温上がりました……)

> 寂しいって何だろう、一緒にいるってどういうことだろう…とか、色々と。

……ほんと、なんなんでしょうね(爆)
寂しいより「一緒にいる」が難しいです。一緒にいられないと寂しいなって想う相手でも
いたらいたで「いえ1人になりたいんです今」とか思っちゃったりするし……。
……私のはただのワガママかもしれないですが・v・

> アメーバ

私はコレ書いた後、「実はアメーバも恋愛してたりするんじゃないか」とか考えて、
ちょっとどうしようかと思っていました^^;
結局「9割方、恋愛はしないだろう」って思えるのがアメーバしかなく、採用しましたが……^^;

ゆうさんのイラストは、まさに「美」ですね!!
恵里さんがさりげにセクシーなのがもうですね、ドキドキです・v・♪

コメント、ありがとうございました☆

Re: 遠野秀一さま

  1. 2010/10/05(火) 01:59:07 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
遠野秀一さま、こんばんは☆

> 恵里さんの気持ち
あ、本当ですか!!? それを聞けて少し、ほっとしました。
ゆるっとめに書きましたが、実はすげぇ共感しにくい感情かも? と思っていましたので……^^;

> 共感してくれる人いないから話し辛いことだし。
まさに。
コレは共感されないな、って思ってることって、話しても逆になぁ……みたいな気持ちなったりしちゃいます……。

そして。

ゆうさんの絵はステキです。美しい。
自分でも、書きながらどうしてチャラ天狗になったのかがわからず、
チャラ天狗への愛はたっぷりありますが、
美しさを殺してしまっていたらどうしようかと、ゆうさんに対してはちょっとドキドキです。。。

コメント、ありがとうございました☆

Re: 遠野亨聿 さま

  1. 2010/10/05(火) 02:03:42 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
遠野亨聿さま、こんばんは~*^^*

> まさかのチャラ天狗に笑いましたw

笑って頂けてよかった!!
あの美しい絵の天狗さまをチャラっとさせちゃって、
チャラ天狗さまへの愛はありつつ、
絵のイメージには残念ながらがつんとヒビ入れてしまったのではないかと、
ドキドキでした……・v・♪

> 現代に生きる天狗ってのも結構大変なのかもしれません…^^
バイタリティは必要そうですよね……。
あ、でも伊達公子さんが現役でも素晴らしいように、
天狗さまには天狗さまなりの技というか、生き方というか、そういうのがある
のかもしれません・v・
(コレ書いてる途中にもっと掘り下げて考えられたらよかった…しまった!)←気づきを得ました~ありがとうございます☆

コメント、ありがとうございました☆^^☆

  1. 2010/10/08(金) 01:32:51 |
  2. URL |
  3. 神楽崎 ゆう
  4. [ 編集 ]
「あ、ああ、あああああ!!!」
と声にならない嬉しさと興奮で
何回も読み返したのに肝心なコメントをすっかり忘れていました!!!(ぇ


ということで。
合作秋企画お疲れ様でした!!!
そしてすっっっごく素敵ぃ~~~~な物語をありがとうございます!!!
実は、この絵を描いていた自分はすごいベタで古風な物語を想像して描いていたんです。
天狗と少女の報われない恋だとか、時代もだいぶ古い感じで。

でも春さんの物語を読んで
(すごくいい意味で)意外であり、予想を裏切られました!!
まさか現代版イケメンチャラ男天狗!!w

そして、物語は主軸は天狗と恵里の会話だけで進んでいくのに
その中にちゃんと「内面性」みたいなのがあって・・・・。
恵里の「私は、誰にも恋をしない。」というところ。
すごく共感してしまいました。
私もなんていうか・・・そういうのないんですよね。
少女漫画のあの世界とか読むのが好きなので
欲がないわけではない・・・?と思うのですが
「好き」っていうのがよくわからない。

・・・てすごく私事を話してしまいましたが(笑)、
結論をいうと春さまの紡ぎだすお話が大好きです!!!(簡潔に言い過ぎw
読み切りでここまで内面性を描くことができるなんて・・・なんといえばいいのか。
もう尊敬の域を超えました。



また合作出来たらいいな・・・と思いつつ。
でも今回(時間的に)すっごくご迷惑お掛けしてしまったので~(=^‥^A アセアセ・・・
でも私にもすごく素敵で良い機会にもなりました♪

ありがとうございました<(_ _*)>

Re: ゆうさん

  1. 2010/10/08(金) 09:41:27 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
ゆうさん、おはようございます*^^*

ゆうさん、お疲れさまでした!
そしてこちらこそ、本当に本当にありがとうございましたぁぁぁ☆^▽^☆!!

> すごいベタで古風な物語を想像して
……私が書くのも、そんなんになるはずでした・v・笑
が、書いているうちにこんなことに……!!

最初は、萩さんと天狗っちにフォーカスの予定だったのです。
が、それやっちゃうとたぶん「新シリーズ開始☆」なボリュームに
& そのボリュームにしても書ききれる気がしない・_・;爆
……という私の残念さを悟ってか、
恵里ちゃんがでばって来てくれました*^^*

> (すごくいい意味で)意外であり、予想を裏切られました!!
あぁぁ、裏切り方がプラス方向だったらよかったです……!!
本当に、最初から最後まで、我ながら「どうしてこうなった」状態だったので……。

> 恵里の「私は、誰にも恋をしない。」というところ。
> 「好き」っていうのがよくわからない。
うん……
私は「つきあう」がよくわからんです・v・
「好き」はいっぱいあるのですが、
そして逆に「結婚」もイメージはできるのですが、
「つきあう」の意味や価値やおもしろさは「(・v・)?」です。
……私もさらしてみましたww

ゆうさん。
私もゆうさんRESPECTですっ☆>▽<☆
特に今回の絵を見て本当に思ったのですが、ちょっとあの世界にトリップしたくなりました。笑
天狗っちに会いたい……*・x・*

> また合作出来たらいいな・・・と思いつつ
私もしたいです!!
が、私は普段、あまり曜日にはしばられない、時間の融通のきく仕事をしているのでよいのですが、
けっこう大変だよな、、、と思っております> <;
迷惑はぜんぜんないですよ!!

私こそ、すごくすご~~~くステキな機会を頂けて、嬉しかったです*^^*
ゆうさま、
本当に本当に、ありがとうございました!
秋企画、折り返しもすぎましたが、
残り後半も&今後とも、どうぞよろしくお願いします☆☆

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