旅の空でいつか

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1. 2011/08/03(水) 18:47:01|
2. 企画！
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22のお題で夏ラブ企画。
今日は『てんとうむし』と『花火』です☆

お暇つぶしに・v・！


ところで私、
先日、非常にラッキーなことに『ローニッキ』さんのところで
キリ番踏みまして。
すごくすごく、ステキな絵を描いて頂いちゃいました＊＾＾＊

コチラをクリックして頂くと、該当の記事に飛びます。

なんてステキな……！！
金魚すくいの彼の、キュートに邪悪な、金魚相手にも容赦のない笑顔がステキですvv

『ローニッキ』さん、900HITSです。
おめでとうございます～～～＊＾＾＊！！

そしてそして、本当にありがとうございましたっ☆☆


ではでは、
《続きを読む》からどうぞおすすみください＊＾＾＊

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＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


『てんとうむし』

ダンダラ、カメノコ、アカホシ、ナナホシ。
2人で指先から飛ばした日。

上へ上へと飛んでいく。いつか帰ってくるだろうか？

帰ってこないのを待つ日々が続いて、小さなマグネットを買った。
今はだから、筆箱の中に。

これで大丈夫。

だから帰りを待つ自分を心配しないで。
だから、
きみはきみの好きな空で、どうか自由に。


＊＊＊

『花火』

上と下とに火薬の花。
煙のにおい。増えていくバケツの中身。
コンビニで買い込んだ、たくさんの袋があいていく。

握れるだけ握りしめて、2人で抜け出した友達の輪。
弾ける音に耳をふさいだ。

2人とも何も話さなかった。
遠くの友人たちの声と、しゃがみこんだ足元で弾ける小さな音だけが続いた。

「＿＿」

目の前の声は、
フィナーレを飾るたくさんの大輪の音に消されて聞こえなかった。

でも、わかった。

音が消えて手元の花も消えたころ、
おれは笑って頷いて、目の前の手をとって立ち上がった。

目の前にもうひとつ花が咲いた。


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