旅の空でいつか

ご訪問いただき、ありがとうございます
はじめましての方は、メニューの「はじめに。」や「作品一覧。」をご覧ください。
記事内容の無断転載は厳禁ですが、リンク&URLの転載はフリーです。ご一報いただけると嬉しいです☆
ブロとも申請は歓迎です☆
みなさま、どうぞ楽しんでいって下さいね*^^*

スポンサーサイト

  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

保護者・3 /リゾット

  1. 2011/07/02(土) 21:25:29|
  2. ★完結★ 『ハミングライフ』シリーズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
※作品一覧はコチラです
 ※『保護者・1』はコチラです
 ※『保護者・2』はコチラです


こんばんは、春です・v・
今日も『ハミングライフ』ですが、本ブログでは久しぶりの連続更新です。

しかし『ハミングライフ』のくせに今日もレシピはありません。
じ、次回は……!


ではでは、《続きを読む》よりおすすみください☆





***************



(こういうことだったか……)

夜、自室に戻って一人、ピアスは一日のことを思い出していた。
ずっと、ぐるぐると考えていた。
家主が、そしておそらく”のっぽ”も、今日この話があるとわかってたのだろうことはすぐに予想がついた。
隠されていた。それはいい。
気を使わせていた。おそらく、とても。
それは少し心苦しい。

コウとカリンは、結局時間が遅くなってしまったせいで
一緒に夕食をとってから帰った。

コウの話の運びのうまさで、ずいぶんと夕食の時間は騒がしかった気がする。
気がする、としか言えないのは、話の内容をピアス自身があまり覚えていないからだ。
自分も笑っていた気がするけれど、よく思い出せない。
ただコウとカリンが帰った後の家の中は、ずいぶんと静かになった気がする。
窓から入る風が涼しいから、
そして”みぃ”が寝付いてしまった今、部屋の外から聞こえてくるのが枝葉のすれる音だけだから、
ますますそう感じるのかもしれない。

たぶん、本当に、よろこんでいいことなのだろう。
それはピアス自身にもわかっていた。



おやつを食べ終わって、一息ついたあと、
コウとカリンが、そろってちらりとピアスを見た。
視線に気づいて
(あれ、おれなんかまずいことしたっけ)と考えてみたけれど、何も思い当たることはなかった。
それもそうだよな、と、落ち着いた今あらためて思う。
話題の中心はピアスではなく、”みぃ”だった。

「あのね”みぃ”ちゃん、……”まぁちゃん”と会えるってなったら、会いたい?」

”まぁちゃん”という単語に、”みぃ”は素早く反応した。
コウからのその言葉に「え?」と面食らってしまった自分とは対照的だったなと、ピアスは思う。

「あいたい!」

即答だった。
コウが嬉しそうに微笑んだ。カリンもほっとした表情を見せている。
ピアスはどういうことだ、と家主に視線を向けたけれど、
気づいていないのか、意図的にか、家主がピアスと視線をあわせることはなかった。
たぶん後者だったろうと、ピアスは今では思っている。

カリンがコウの言葉を引き継いだ。

「”まぁちゃん”さん、ずっと”みぃ”ちゃんのこと、探していたみたいですね。
 私たちもずっと探してはいたのですが、こんなに時間がかかってしまって、すみませんでした」

カリンの口調は、子どもが相手でも変わらない。
それがピアスの頭を、少しだけ冷静にさせた。

「そいつ、見つかったってこと? そういうことだな?」

そうです、と、やはり変わらない口調でカリンが答えた。

”まぁちゃん”……本名は「マルセル」というらしいが、彼は、”みぃ”の両親の友人だ。
ママのま、ではなかった。
”みぃ”の血のつながった両親は、”みぃ”の物心がつくかつかないかのころに亡くなっていて、
その2人の共通の友人だった”まぁちゃん”が、それ以来、ずっと”みぃ”を育てていたという。

”みぃ”の本名もわからず、”まぁちゃん”の本名もわからず、
まして”まぁちゃん”は、書類上は”みぃ”の家族としてのつながりが一切なかった。
それが捜索を手こずらせた。

コウとカリンの話によると、
やはり”みぃ”は捨てられていたわけではなく、
”まぁちゃん”の意図としては「あずけた」だけだったのだという。

”みぃ”が置き去りにされていたその場所は、かつて
何らかの事情で養育が困難になった保護者が、子どもをあずけておく場所だった。
”まぁちゃん”自身は違ったけれど、”みぃ”の両親はそこで育ったのだと言う。
けれど”みぃ”が「あずけられた」その時、その施設はすでに閉鎖された後だったのだ。

「どんなヤツなの? その”まぁちゃん”て」

「非常に頼りない方です。ですが、誠実で温厚そうな方でした」

ピアスは、中途半端に憤った。
どんな理由があろうと、保護者として”みぃ”への対応が妥当だったとは思えない。
施設が閉鎖していることにも気づかず、
事前に気づけなかったのだとしても「あずけた」当日にもその確認をおこたり、
そもそも、そこに「あずける」ような生活をそれまでしていたのだということ。
誠実さよりも温厚さよりも、「頼りない」部分が目に余ると思った。

けれど中途半端にしか憤れなかったのには、2つの理由がある。
ひとつは、事務的な口調のカリンの評価がそう悪くないこと。
カリンは自分の仕事に対して、甘さをゆるさない人間だ。
そういう性質の、それこそ「誠実さ」を持った人間だということを、ピアスは知っている。
そのカリンのならば、信頼できるような気はした。
そしてもうひとつは、
本人である”みぃ”が、”まぁちゃん”を怒っている様子が一切なく、
むしろ、彼が見つかったのを喜んでいることだった。

「”まぁちゃん”は、”みぃ”ちゃんの服に手紙を挟んでおいたって言ってるんだけど。
 誰か、心当たりある?」

”みぃ”自身は「そうだっけ?」と首をかしげているが、
家主と”のっぽ”は明確に首を振った。

「”みい”の服にも、”みぃ”がくるまれてた毛布にも、そんなもんなかった」
「彼女を見つけたときにも、たぶん、なかったと思います」

もっと周りに落ちているものに注意しておけばよかったのですが、と
反省の色を見せる”のっぽ”だったけれど、それは難しい話だ。
「人間をひろう」なんて事態に遭遇しただけでおそらく、
そのこと自体に焦ってしまって、周りに注意を払うどころではなくなってしまうだろう。

「うん、ごめん一応聞いてみただけなんだ。
 ちなみに”みぃ”ちゃんを発見したって連絡を受けてから、
 警衛官でもそのへんの捜索は行ってるんだけど、こっちでも何も見つけられてない。
 たぶん、少し風の強い日だったから、飛ばされてしまっていたんだろう」

その手紙には、”みぃ”を1ヶ月だけあずかってほしいということ、
その後自分が引き取りにくることを記して、
”みぃ”の本名や、「あずける」ことになった理由、そして文末には”まぁちゃん”のサインも記載されていたはずだった、という。
ピアスの憤りは増した。
そんな大切なものを。どうして風に飛ばされるような場所に置いたのか。

けれど怒りきれないのは、やはり、”みぃ”の嬉しそうな表情のせいだ。

「その誠実で温厚なヤツが、なんで”みぃ”を、……置いていくんだよ?」

「お金に困っていたみたいですね。
 2人が住んでいたところからずいぶんと離れた町で、短期住み込みの働き口を見つけたとかで、
 そこで稼がないことにはニッチもサッチもいかない状況だったようで。
 ただ、その勤務先には”みぃ”さんを連れて行くことがどうしてもできなかったとのことです」

「なるほどー」と”みぃ”は感心したような声をあげた。
当の”みぃ”自身は、そのあたりの事情を詳しく理解はしていなかったようだ。

「”まぁちゃん”はげんき? ちゃんとごはんたべてる?」

”みぃ”のあげた声に、コウが笑顔で答えた。

「元気だよ。ご飯も、ちゃんと食べてる。
 2人が住んでいた場所に戻ってきて、最近、やっと安定した仕事も見つけたって。
 ”みぃ”ちゃんに、すごくすごく、会いたがっているよ」

「みぃも! みぃもあいたい!」

憤っていた気持ちがしぼんで、少しだけ泣きたくなった。
だから睨みつけるようにして、ピアスはたずねた。

「……そいつ、”みぃ”とこれからどうする気?」

答えたのはカリンだ。

「安定した仕事を見つけたとは言え、まだ一緒に暮らすには心もとない金銭状況のようで、
 ただ、ともかくは一目”みぃ”ちゃんに会いたい、と」

ふざけんなよ。
怒鳴りたい気持ちはなんとかおさえた。
カリンの言葉に、”みぃ”が歓声をあげたから。だから、こらえた。

”まぁちゃん”は明日にでもこの家に訪れるとのことで、
”みぃ”はそれをたいそう喜んだ。
その様子に、家主と”のっぽ”ももちろんのこと、コウとカリンも喜んだ。
喜ぶ気持ちは、たしかに自分の中にもある。
それが感じられたことは、ピアスにとっても嬉しいことだった。
だからピアスも笑った。

笑顔の絶えない夕食になった。


そうして、今。

静かな家の中で、どうしても落ち着くことができなかった。

とりあえず何か飲み物でも、と思い部屋を出た。
そろそろ日付も変わるころで、”みぃ”どころか、”のっぽ”ももう寝付いているかもしれない。
静かにドアを閉めて、音に気をつけながら階段を降りる。
足音を忍ばせるのは得意技だ。ずっとそうやってきたのだから。
落ち着かないこの気持ちだって、大丈夫だ、ちゃんとどうにか、置き場所を見つけられる。
そういう作業だって、いざとなればできるのだ。ずっとそうやってきたのだから。

階段の途中、リビングにまだ明かりが灯っていることに気がついた。

……ずっとずっと、そうやってきたのだ。
だから、一人でもできるはずだった。

でも、今はもう、知ってしまった。
ピアスは灯を見つけてしまった。
その灯の前で気持ちを凍らせておくことは、ひどく困難だ。


「まだ起きてたのか」

最初に声を出したのはピアスだった。
家主の口も開きかけていたタイミングで、
どうやら同じような言葉を発しようと思っていたらしいことは、言われた後の苦笑でわかった。
その苦笑は「そっちこそ」と言っている。

「何飲んでんの?」

炭酸水にライムがそえてある。
うまそうだな、と思ったけれど、どうやらアルコールらしいので、家主からはただの炭酸水を渡される。

「ちょっとさ、困ってんだよ」

飲み物を渡されるなり、ピアスは切り出した。
どうせ隠しきれていないだろうし、隠し通せる相手ではないだろうことも、
隠したところでメリットがあるわけでもないことも、わかっている。
切り出すのには少しだけ勇気が必要だったけれど、それは自分の中で処理した。

「うん。どうした」

やわらかい声で家主が答えた。
少しだけ声がかすれているように聞こえたのは、ピアスの気のせいかもしれない。

「”みぃ”のさ、つーか、”まぁちゃん”のことなんだけど」

うん。
家主は短く答えただけだ。

「おれさ、嬉しいんだよ。
 会いたがってて、大好きらしい”まぁちゃん”に本当に会えることになって、
 あんなに”みぃ”は喜んでて、おれも嬉しいんだよ。
 でもさ、やっぱりイヤなんだよ。
 どんな事情があったってさ。
 大事なら、手放すなよ。大事なら、そんなんなる前になんとかしろよ。
 誠実とか温厚とか、じゃあ、ちゃんとそれ行動で示せよ、ずっと、最初から最後まで、ずっと」

言いながら、体温があがっていったような気がした。
一息に言い放つと、けれど訪れたのは静かな時間だ。
家主の傾けたグラスから氷の音がひびく。
時計の針の音も聞こえるほどの数瞬が訪れて、それから家主が口をひらいた。

「嫉むな」

「!」

一瞬、背筋が縮んだ。
嫉む?
誰が、おれが、誰に?

怒って反論しようとしたピアスに言葉を次がせず、家主は少しだけ口調を和らげてから言った。

「ピアス、おまえ妬んでるだろ。
 ”まぁちゃん”に、ってのは、わかりやすいけど。
 でも、”みぃ”にだってそうだろ。わからないか? 本当に、わからないか?」

「……”みぃ”にも、って、なんでだよ」

”まぁちゃん”に、のところは否定できなかった。
妬んでいる。
そうだ。おれは、妬ましく思っている。

だって、どうして。あんなに可愛い子を。

「”まぁちゃん”へのことは、自覚してんだな」

わかっている。でも、顔を歪ませることでしか答えられない。
こじ開けられるような感じがする。

「でも、それだってわかってんだろ、本当は。
 ”大人”だって”保護者”だって、万能じゃない。子どもから思うほど”大人”でもない。
 ピアス、お前はいろんな大人を見てるだろうから、だから、わかってるだろ。
 力不足な大人だっているんだ。
 だからって、まぁ、いい悪いはあるだろうけど、”まぁちゃん”はまだ許せる範囲だ。
 そうだろ? 彼は彼にできる、彼の中で最良の方法を選んだ。
 ただ、致命的なミスがあったけれど。
 それはわかってるだろ? だから本当は、彼を怒っているポイントは、そこじゃないだろ?」

いっそ挑戦的なほどの笑顔になって、家主は続ける。

「そのミスや至らなさが、ピアス、お前には怠慢に見えるんだろう。
 その怠慢な人間が、あれだけ”みぃ”を喜ばせる力を持っていて、
 だから、うらやましいんだろう。悔しいんだろう。それが許しがたいんだろう」

今度はピアスもうなずいた。
抉られるようだ。

「……でも、だから、”みぃ”にもってなんでだよ」

絞り出すように言った。
表情はそのままに、家主の瞳の色が濃くなった。
瞬間的に「聞きたくない」と思った。たずねたことを後悔した。間違えたことを悟った。

その先は聞きたくない。

けれど家主は答えた。

「羨ましいんだろ、”みぃ”のことも。あんなに可愛がってた”みぃ”相手でも、妬ましい気持ちがあるんだろう。
 ヨーの時もそうだった。……弟のことも思い出したか」

「、」

やめろよ。
その話は、聞きたくない。

思ったピアスの気持ちは、けれど言葉にはならなかった。
家主は続けた。

「自分のせいじゃない。それでも、それなのに、どうしても自分が持てなかったものを、
 ヨーも”みぃ”も、お前の血のつながった弟も、持ってるもんな。それが、うらやましいんだろ。
 自分が欠損してる気がして、みじめな気分になるんだろ。そうだろ?」

やめろよ。
言葉には、やはりできなかった。
言葉のかわりに涙が出ていた。流れてから気がついた。
悲しいせいなのか、悔しいせいなのか、怒ったような気持ちのせいなのか、
ピアス自身にもわからない。

「……ごめんな」

家主は言ってから、ピアスの頭をぐしゃぐしゃにした。

「……あやまるくらいなら、言うなよ」

今度は言葉になった。
喉の奥が痛くなって涙腺もさらに緩んで熱くなったけれど、強くぬぐってやりすごした。

でも、家主が言ったことは「本当」だ。
悲しいのも、悔しいのも、怒ったような気持ちになったことも本当だ。
だって、どうしようもないのだ。

しゃくりあげそうになって、深呼吸をしてこらえた。
そうするとぐしゃぐしゃにされた頭から少しずつ、また別の感情もうまれてくる。
熱い。
落ち着いてくる。

「嫉むな」

家主がもう一度言った。
けれど一呼吸おいてから、言い直した。

「……妬まないで欲しい。もし、できるなら。無理ならいい」

「なんだよ。どっちだよ。どういう意味?」

いい加減、ぐしゃぐしゃにされるのが恥ずかしくなってきて、家主の手を払いながらたずねる。

「選べ」

(選べ、って……)

初めて出会った夜、同じことを言われた。
ピアスは覚えている。まだ、自分がピアスになる前のことだ。

「選べるよ。最終的には、どっちでもいいんだよ、おれは。
 お前が自分で選んだことなら。
 僻む気持ちは、わかるよ。お前とは違うけど、わかるよ」

「ヒナタにもあるのか。そういうこと」

「そりゃね。あるよ」

さらっと言われた言葉がしみた。
あるのか。そうか、この家主にも、あるのか。

「そういう気持ちになること自体は、まぁ、とめらんねぇよ。
 それは仕方ない。
 でも、選べるんだ。僻んだ気持ちと、そうじゃない気持ちと、どっちを優先するか。
 どっちを大切にしていくか。選べるよ、ピアス、お前は」

選べるのか。そうなのだろうか。
わからない。
そう感じた気持ちがそのまま表情に出ていたのだろう。
「選べるよ」ともう一度、家主は言った。

「どっちでもいい。おれはどっちのお前でも、否定はしない。
 でもな、けっこうしんどいぞ。僻んでばっかだと、自分がしんどい」

「……」

ヒナタもそうだったのか?
その疑問は言葉にできなかった。

「僻んでばっかじゃない、“そっち側”を選ぶのも、まぁ、それはそれでしんどい」

「……そうなの?」

言葉にできなかった疑問は置いておいて、たずねる。

「うん。でも、少しはマシに思えることも多い。と、おれは思う」
 
少し気の抜けてしまった炭酸水を飲み干す。
少し落ち着いたか、という家主の言葉に頷いて答える。

「すぐじゃなくていい。時間がかかってもいい。
 でも、自分の生き方だからな。自分で選べ。自分で選ぶのが、一番後悔が少ない」

たぶんな。
語尾にそうつけるあたりが少し弱気だ。

「ヒナタは、どうしてるの。そういうとき」

苦笑して家主は答えた。

「けっこう、どうしようもない」

「なんだよそれ、ダメじゃん」

まぁな。そう言って家主は笑った。
どうしようもなっていない、ということじゃないか。それは。
けれど家主の姿は、それでもどうにかなっているようにピアスには見える。
どうしようもなくても、どうにかなるのだろうか。

わからない。
答えは出なかったけれど、これ以上食い下がっても、何をしても、
今この場で答えの出るものでもないのだろうと思った。

「……とりあえず、寝るわ」

「おう、そうしろ」

疑問は疑問のままだったけれど、
それでも少し、スッキリしたような気持ちにはなった。
その感覚は気のせいかもしれないけれど、それでも、眠気を感じられる程度には落ち着いた。
とりあえずは、ともかく今夜のところは、これでも十分なのかもしれない。そうも思えた。

「歯ぁ磨いてから寝ろよ?」

「わかってるよ!」

リビングを去るピアスの背中に、おやすみ、と声がかかった。

「うん、おやすみ」



明日、”まぁちゃん”が来る。
どうしても気持ちは荒んでしまいそうになるけれど、
どうにかなるといい。
どうにかして、せめて背筋を伸ばして相対したい。
思いながら、ピアスはまだ明かりのついているリビングを後にした。



(to be continued...)


===============

※作品一覧はコチラです
 ※『保護者・1』はコチラです
 ※『保護者・2』はコチラです

スポンサーサイト

<<保護者・4 /リゾット | BLOG TOP | 保護者・2 /リゾット>>

comment

  1. 2011/07/03(日) 00:44:41 |
  2. URL |
  3. ゆさ
  4. [ 編集 ]
いつものことですがドキドキしながら読んでいます。
ああぁピアスがいじらしくてたまらんー!!

ヒナタが「おまえ、こうなんだろ」ってピアスにばんばん言うところは残酷でもあるけれど、
ヒナタの歩んできた道を考えると、やっぱり彼らしいなって思ったり
自分で選ぶ方が一番後悔が少ないよっていうのも
彼が言うとじーんときてしまいます。。。

みぃとまぁちゃんのことは、自分ひとりの力ではどうにもならないだけに
どんな選択をしてもピアスはつらいのですね。
でも、ヒナタが「けっこう、どうしようもない」って言ったことで
つらくても、少し安心できたようで良かったです(*^ ^*)。

続き、楽しみにしていますvvv

Re: ゆささん

  1. 2011/07/03(日) 23:25:11 |
  2. URL |
  3. [ 編集 ]
ゆささん、こんばんは~☆^^☆

> いつものことですがドキドキしながら読んでいます。
本当に本当に、いつもありがとうございます!
こうしてコメント頂けるのも、いつもとても嬉しいです*> <*

> ピアス
『ハミングライフ』の主役は、ん~……彼、かな。
という感じです。可愛がってやってもらえると嬉しいです!

> ヒナタ
ちょっと攻めてみた・v・
でも相当手加減した感じだとも思います……^^;

『ハミングライフ』は『ハミングライフ』だけで読んでも大丈夫なように、
と思いつつ書いてはいるのですが、
やっぱり、ゆささんのように、アッチの話もガツッと知ってくれている方が読んで下さると
なんというか……私こそ、なんだかじーんと……。

うはぁ~~~本当に、いつもありがとうございます!!

こっちの話も、実は、そろそろ区切りに向かっていこうとしています。
どうぞどうぞ、お付き合い頂けると嬉しいです。

私はゆささんについて行きますけれぢも・v・!!

コメント、ありがとうございました☆☆

 管理者にだけ表示を許可する
 


trackback


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。